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「リスク情報収集」を自動化する最適なネット検索ツールとは

痒いところに手が届く機能

「帯に短し襷に長し」といったものでは、逆に検索者の手間を増やすことになりかねない情報収集ツール。その点、ディークエストHDが2024年4月に新たにリリースした「riskey」(リスキー)は、そうした担当者の悩みに挑戦したものと言えそうだ。

「“情報収集担当者の痒いところに手が届く機能を”ということで、開発したのが『riskey』です。アラート機能にせよ、自由キーワード検索にせよ、そしてノイズキャンセルにせよ、情報検索の煩雑さをいかに省くかに腐心し、実装しました。一方でディークエストHDはこれまで、反社チェックのパイオニアとして、専門性の高い、深度のある調査を得意としてきました。もちろん、この分野で培ったノウハウも投入できたものと自負しています」

「riskey」は英語での検索も可能なため、海外取引先のモニタリングもできる。そして反社チェック目的だけでなく、先に挙げたような自社のネガティブ情報をモニタリングすることも可能。しかも、商品・技術開発をめぐる競合他社に関する情報も収集対象にできるなど、まさにキーワードの自由設定機能が実装されているがゆえの活用方法がある。

なお、2024年5月8日から10日の3日間、東京ビッグサイトで開催されるバックオフィス向けの展示会「第7回法務・知財EXPO」にディークエストHDで出展し、会場において「riskey」のデモンストレーション実演と無料トライアルの受付を行う予定。新サービスを体験する良い機会となるだろう。

「riskey」サービスサイト
https://www.d-quest.co.jp/riskey/lp1/

そもそも、反社チェックや与信管理など、リスク情報の収集は企業におけるリスクマネジメントの第一歩。取引先などを突破口とした形で反社との接点をいかにつくらないか。とりわけ反社チェックは自社を防衛する重要な役割を担っているわけだが、その実、地道な作業を伴うのは、冒頭の与信管理担当者の言う通りだ。ただし、負担があまりに重なると、おざなりな調査に陥る危険性もある。ディフェンスラインを守る担当者の負担をいかに軽減するか――。今、そのことがネット情報収集の世界で求められている。

(前編から続く)リスク情報の収集には、時として正確性よりも…
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